「イノセントW②」(著者:楠桂 漫画)

 買いました。で、読了。
 うおお! 薄倖系黒髪長髪眼鏡っ子が結構活躍してるぞ! でも他の死人に比べて余りにも綺麗過ぎやしないかい? 嬉しいけれど、相変わらず眼鏡はかけていないのね。
 背表紙の裏にある4コマ漫画。私は全然気がついていませんでしたよ。恥ずかしい……それと元気一杯の真尋ちゃんもなんかいいね。琳子ちゃんの強気なところも好きでっせ。
 真尋と言えば、西脇君が自分をかばって倒れた直後にも拘らず主人公になびいてるのには笑いました。こういうところ女性は現実的というか、残酷だw。そしてこの残酷さをさらりと書くから女性作家は面白い。


 と、ここまで書いて気がつきましたが、全然ホラー系の漫画の感想とは思えない内容になってますね。
 ま、今回は主人公側に被害者が出なかったし(次巻で琳子と双子がやばそうだが)、伏線や設定の消化という感じでしたから。結局ハンター全員が魔女の敵足り得ず、ひ弱すぎることが判明したところががっかりかな。
 ただし、ひ弱にしても主人公側にこれからも被害がでるのは充分に予測できるところ。どのような形でピンチを演出するのか、作者の手腕に期待。これから相手側の魔女がどう関わってくるか、ですね。