沙都子の「鬼」

 梨花が沙都子に言った「沙都子も鬼を抑え切れなかったことが……」という台詞。
 これから考えるに沙都子は父親と母親か、或いは叔母か、とにかく誰かを殺していると思います。その結果、悟史は叔母を殺すことになったのか、それとも後者を目撃して雛見沢から姿を消すことになったのか……つまり「鬼隠し」に合う羽目になった。それが沙都子の「罪」。
 ゴミ捨て場の場面では沙都子の罪=綿流し編での詩音の指摘どおりの罪、なのかと考えてしまったのですが、その後教室で(だったよね?)梨花に指摘された祭に、このような考えに私の中ではシフトしました。
 甘えることは「鬼」と全く関係ないもんなぁ。


 だからどうした、という話ではあるのだけれど。
 基から考えられた可能性の一つに過ぎないし。