思い出は時の彼方

 田村ゆかりのアルバムを先日買いました。
 購買意欲を刺激されたのはやはりリリカルなのはによってで、EDの歌を聞いたときからね、なんとなく「この人のアルバムは気に入るかもしれない」と思っていたのですよ。
 好きな曲はOPの方なんですが、声質というか歌い方というか、普段私が気に入らない部類に入る歌(ED曲ね)を上手く聞けるように歌っている印象を受けたので、これはアルバムで10曲続けて聴いても飽きない歌手かも、と。
 アニメ声優のアルバムは、今までの自分の経験からいって一曲二曲は普通に聞けるのですが、アルバムだと途中で飽きちゃうことが多いんですよ。「声優」というキャラを大事にしすぎて曲目にバリエーションがなかったり、或いは歌手自身に実力(芸風)が少なかったりで。ですからそういった幅の少ない芸風自体が自分の好みに合わないとちょっと辛い。

 

 んでもって、買ったからには聞いてみました。
 うむ…………電波曲が似合いそうな声質だ。癒される(笑。うんうん、なかなかに気に入っています。
 「恋せよ女の子」が特に好きか。こうバックコーラスがにぎやかな曲が好きなのですよ。
 しかし思ったことは、声優さんも大変だな、ということ。表現したい自分と求められてる自分が一致しているのならいいけれど、そうでなかったらこういった歌を歌うのはきついだろうなぁ。
 そこら辺がプロか。いや、趣味なのかもしれないけれど、趣味と仕事が一緒というのもきっと辛いもんでしょう。