イチゴタルトとトロピカルパフェと香辛料を探して

 本屋の特定の棚の前を行ったりきたりしながら思ったのですが、最近は一般的に言われる「ラノベ」の出版レーベル数が増えているんですね。いったい月にいくつ出版されているんだろう。これって飽和状態なのではなかろうか。
 「人気作」もテレビ放映されたりメディアミックスで展開されているものが多くて、口コミで広まっているようなものが少ない気がします。そういう作品は結局は映像化されてしまうのかもしれないけれど。
 それとシリーズ物も多すぎる。巻数が人気のバロメーター足り得ないのも困り者。むしろ巻数が多いと「途中からつまらなくなって失望するんじゃないか」と妙な警戒心が働きます。何らかの手段で趣味に合う作品だけを選べたらありがたいんだけどな。
 まあ、ハズレも当たりも玉石混淆、探すからこそ面白いんでしょうけれどね。