ネギま16巻

 買いました。いや〜いいですよいいですよ! 一般学生対超軍団という能天気な大騒ぎが非常に楽しいですよ! でもこれに関する感想はまた明日。
 しかしちょっとだけ。
 「あんたと戦ってみるのも面白そうだ」という千雨の言葉が、電脳戦の伏線としてしっかり効いてきたのは嬉しいですよ! これは同時に超側で唯一ネギに恋愛感情抱いている茶々丸を直接戦闘から遠ざけることにもなるし、作者さん上手いわ。
 ゆえがネギになんていうつもりかも興味津々。個人的には時間旅行という行為そのものを問題視するんじゃないかと思いますが。やり直せる未来なんて未来じゃない。この学園祭でゆえとのどかの間にあった事を無しにされたとしたら、それは正しいことなのか? 失敗がどのような未来を呼ぶかは、失敗した人々に託されている。失敗したその先の未来に何があるか、現在の人間にはわからない。
 超のいた世界の未来に何があったかも、もちろんわからない。
 それを考えると、超と違いネギの時間旅行は何も「無し」にしていない点が上手いのかもしれない(パラドックスとかあえて無視で、簡単に過去と現在のネギやコタローを鉢合わせにさせたりしていたのは、この伏線だったのか!?)
 というわけで、次の項目の言葉を捧げますw
 まあ、週刊誌の方ではとっくにゆえはネギに助言し終わっているだろうし、これ読んでる方はこんな私を見て笑っているんでしょうけれど(苦笑。



 と、書いてから気がついた。
 これって全然ネギの悩みを解消するロジックになってねーや。悩みの一つは、歴史改変によって「救われる命」を問題にしているんであって、「よりよい世界」を問題にしているんじゃ無いもんなー。
 すんません、全面的に私が悪かったです。バカでした。全然問題点理解して無いじゃんかよ。
 悔しいので、今夜は泣きながら寝ます。くそう、明日はもっとよい予想を立ててやるぞ!