ひぐらしのなく頃に 罪滅し編考察

 風呂に入っていて思ったんですけれど。
 梨花ちゃんは二重人格ではなくて、霊媒体質なのかもしれません。
 圭一の父親が見た二人の子供というのが梨花と少女A(仮)。始めは双子かと思いましたが、父親自ら近所の友達、と表現していましたから顔は似ていないのでしょう。
 で、この少女Aが何らかの原因によって死んでしまい、現在の梨花に取り付いている、と。
 根拠は大きく分けて二つです。
 一つは梨花自身が罪滅し内で、自分は霊を見ることが出来る、と言っている点。もちろんこれは冗談とも取れるのですが。そして沙都子の枕元に毎晩居る=一緒に暮らしている、と匂わせていること。
 もう一つは、正体不明の二つ目の人格は、梨花の背中を「見て」いる、ということです。確か「そんな背中見せないでよ」という台詞がありました。でも同時に、「この体」という表現をたびたび使っていることにより、梨花と少女Aは同じ体を共有していると取れるニュアンスも、また多数あります。
 ですからこれらの2点がきちんと整合性のあるものだとしたら、それは一つの体に二つの人格がある二重人格ではなく、梨花の背後や横に常に少女Aの霊がおり、時には梨花に取り付いて(降霊・降臨して)体を動かし、またあるときは体の外から見たり話しかけたりしている。そして取り付いて体を動かさない限り、その声は梨花以外の人間には聞こえないのではないでしょうか。
 これならTIPS「前夜」で、沙都子とともに居ながらその存在に沙都子が気が付かない理由になると思うのですが。もちろん、TIPS「この村に来た理由」(だったっけ?)の二人の少女のうち一人がこの霊ね。
 梨花がループするのも、またループや平行世界での記憶を持ち続けているのも、この霊(オヤシロ様だとすると100歳という年齢がちょっと合わない気がする)に取り付かれている所為ではないでしょうか。巫女様だから、そういった霊媒体質であってもおかしくない、かもw
 ま、そんな妄想です。